はじめまして、事務所スタッフの山田です。
食べることが生きがいの食いしん坊スタッフです。よろしくお願いします！
早速ですが、今回は私たちの身近な話題でもある、
相続登記の義務化を「なぜするのか」についてみていきたいと思います。
“相続手続きをやりたくてやる！”
そんな方はあまりいないのではないでしょうか。
むしろ “将来起こる相続手続きのことを考えるだけで頭が痛い…。”
という方のほうが多いように思います。
難しそうだし、１人でできるか不安になりますよね。
（私もそう思います…。）
実際に相続が開始しても、相続登記をせずに放置してしまう方は多くいます。
“やった方がいいだろうけど、別にしなくても問題ない気もする” と思いますよね。
何が問題かというと、
“この土地・建物が今現在誰のものなのか” ということが情報更新できず、
法務局の登記簿をみても所有者が分からないことです。
これによって、公共事業や災害復興の妨げとなってしまうことがあります。
また、相続登記をしない土地・建物の売買ができないことや、
ケースによっては（相続人が亡くなってしまう等）相続関係が複雑化してしまうことも挙げられます。
このような問題を解決するために、制度改正が行われます。
その内の１つが今回のテーマである、相続登記義務化です。
いつから？どんな内容なの？と気になる詳しい内容は、
次回の-中編-でご紹介したいと思います。
相続について心配事やご相談等がありましたら、お気軽に当事務所へお問い合わせください。
2022年2月7日